カマンベールって人気のあるチーズです。
どこに行っても売っているくらい。
コンビニでも売っているし、駅のキオスクで買えてしまったり、まさに当サイトのタイトル「日々のチーズ」であり、「暮らしのチーズ」であると言っても過言ではないのです!
フランスカマンベール村で作られるAOCのカマンベールは素晴らしいですが、世界には驚きのカマンベールが存在します。
今回、ご紹介するのは、水牛のカマンベールと山羊のカマンベールです。当サイトでは、まだ牛のカマンベールを紹介していないのですが、先に変わり種を紹介してしまうという、、、。
実食!水牛のカマンベール
では、早速水牛のカマンベールをいただきます。

真っ白な外皮に真っ白な身。まぶしいくらい真っ白です。
このページトップの画像は、水牛のカマンベールのパッケージです。イタリアの国旗がついてますね。イタリア製です。イタリアは、水牛のチーズがたくさん作られていて、水牛のモッツァレラが有名ですが、その水牛の乳でカマンベールを作ったのですね。
水牛のモッツァレラは、あっさりしていて食べやすかったです。コクが足りないような気もしますが、癖がなくて匂いもほとんどなかったです。塩味も強くなくてほんとうにあっさり。ややミルキーな味わいがあります。モッツァレラに白かびが生えた感じといいますか、、、。

生で食べた場合、あまり美味しい!という感じではなかったので焼いてみました。いい焼き色がついたところでパンにのせて。

トロッとした真っ白な水牛のカマンベールが、モッツァレラ感を出してきましたが、これは美味しかったです。まだ物足りない感じがするので、生ハムをのせたら完璧かもしれないですね。
続いてっ!山羊のカマンベール

ZIEGEN(ツィーゲン)ドイツ語で山羊です。ドイツの山羊チーズを作っている会社のカマンベールです。

こちらもまぶしいくらい真っ白なカマンベールです。先ほどの水牛のカマンベールと見分けがつかないくらいなのですが、気泡と熟成の入り方が少し違うようです。
こちらは山羊らしい滑らかさがありますが、山羊特有の酸味はほとんど感じられず、こちらも食べやすいカマンベールです。山羊のカマンベールもコク不足ではありますが、あっさりしていて食べやすいです。

山羊のカマンベールも焼いてみました。山羊のチーズは、フランスでは焼いてサラダにのせて食べるのでサラダにしてみました。といっても焼いた山羊のカマンベールを葉野菜の上にのせただけですが(汗)。とろけたチーズが、野菜に絡んでいい感じでした。
変わり種カマンベールだけど、味は普通でした
もっと強烈な個性を期待ていたのですが、どちらもとてもあっさりしていて食べやすかったです。普通の味でしたね。フランスのAOCのカマンベールの方がずっとクセが強いのでは、と思います。
あっさりめのカマンベールは熟成させたいけど
コクが足りないチーズは、熟成が足りないのではないかと思うのです。
まぁ、あっさりしたチーズという個性かもしれませんが。カマンベールは、切ってみて芯が残っているようだともう少し熟成させたいところ。
しかし、熟成士ではないのでうまくいくがどうかはわかりません。
とはいえ、試してみるものいかと。家にあるもので追熟をかけるには、難しいことはできないですし、面倒なので切った断面にラップをぴっちりあてて、他はカマンベールが包まれていた包装紙で包みます。
トップ画像の水牛のカマンベールだったら、水牛の包装紙で包みます。あとは冷蔵庫の野菜室に入れておくだけ。
少しずつ食べながら熟成の度合いや変化を楽しめます。
カマンベールは、芯がなくなって外皮にオレンジ色の斑点が出てきたら完熟をむかえているので、すぐに食べきることをオススメします。
過熟になるとアンモニア臭がきつくなるので。アンモニア臭がきつくなったら、外皮を切り取って中身だけを食べればなんとか食べれます。最後までしっかり食べたいですよね。でも、過熟になる前に食べ切った方がおいしいですよ。
日本でもイタリア産の水牛のカマンベールがネットで買えます。
ヤギのカマンベールも日本製のものが売っています。
友だちの娘ちゃんが、「水牛のカマンベールが大好きでいつもねだられる」とのこと。クセがないのでお子様も食べられると思います。
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