【チーズの保存方法】上手に保存して美味しく食べよう!

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チーズの保存方法
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こんには!Hibikura-cheeseです。

このサイトでは、美味しくて個性的なチーズたちを紹介しています。また、チーズのレシピ、食べ方、保存方法なども書いていますので、読んでいってくださいね!

今日は、チーズの保存法についてがっつり紹介します。

美味しいチーズを買ってきたけど、1回では食べきれない。きちんと保存して美味しく長持ちしてほしいという方に簡単だけどきっちり保存する方法を紹介します。

美味しいチーズ、最後の1片まで美味しく食べたいですよね。

チーズの保存方法は、難しくないですし、家にあるものを使った一手間で美味しく保存できますよ。

チーズの保存方法【保存版】です^^

まずは、メーカーの熟成庫ってどうなってるのかな?

コンテ 熟成庫
コンテ 熟成庫

わかりにくい画像ですが、コンテチーズの熟成庫です。木製の棚にチーズが並んでいますね。製造メーカーでは、徹底した温度湿度管理のもと熟成がおこなわれます。

熟成庫は、チーズのタイプにもよりますが、温度は8〜15℃くらい湿度は80〜95%。温度は低め、湿度はかなり高めです。

これを冷蔵庫で目指すというのが、目安になりますが、冷蔵庫は、頻繁にドアが開閉されて温度が一定に保てないですし、湿度も60%くらいとずっと低め。なかなかキツイですよね。

完全にメーカーやプロの熟成士のようにはできなくても2〜3週間くらいは、美味しく食べれる保存方法を模索した私が、家庭でできる手軽で簡単な方法を紹介します。長年チーズを愛して、チーズを買って、チーズを食べてきたからこそ!これはいいんじゃないの!と体得した方法です。

難しくない!たったこれだけ【青かびチーズの保存法】

夏バテには、青カビチーズが良いですよ、と

で書きました。しかし、夏場の青かびチーズは、熟成がどんどん進んでしまい刺激臭がしたり辛みが出てしまい美味しくなくなってしまうことも。買ってきたら早めに食べるきることをお勧めしますが、食べきれない時の保存方法をご紹介します。

青かびチーズは、水分が多いチーズなのでラップで保存すると水分が出てきてべちゃっとします。この水分がチーズの劣化の原因となるので、キッチンペーパーで押さえるようにして拭きましょう。

表面の水分を拭き取った後、新しいキッチンペーパーでチーズを包んでから、アルミホイルで包みます。キッチンペーパーが、出てくる水分を吸い取って、アルミホイルが乾燥を防ぎます。また、青かびは光に弱いのでアルミホイルで遮光するとよいのです。(トップの写真を参照)

再度、チーズを取りだした時にキッチンペーパーが、水分でじっとりしているようなら交換してくださいね。

ラップで包んだだけの青かびチーズより断然美味しく保存できます。とはいえ、長期間保存できるわけではないので、早めに食べきってくださいね。

どーーーしても食べられない場合は、冷凍できます。ラップに包んでジップロックに入れて冷凍しましょう。解凍後は、料理に使ってくださいね。

ひと手間加えるだけ【白カビチーズの保存方法】

白かびチーズ保存
白かびチーズ保存

白カビチーズといえば、カマンベールやブリーがすぐに思いつくのではないでしょうか。一番人気のチーズたちです。私も大好きでよく食べます。

白カビチーズの保存は、そのまま包まれていた包装紙で包む、というのが一般に言われています。サクッと食べ切ってしまうならそれでもいいかもしれません。

けれど、ひと手間かけてしっかり保存しておくとしばらく冷蔵庫に置いた後でも美味しく食べられます。

ひと手間といっても簡単です。チーズの切り口にアルミホイルをあてるだけ。アルミをたたんでちょうどいい大きさにしましょう。

こうするだけで熟成によって柔らかくなったチーズが流れ出てくるのを止められますし、また側面にぴったりくっつけることができるので匂いうつりを防いでくれます。ラップを側面に貼ってもいいのですが、アルミの方が、匂いうつりが少なく、カビが生えるのも抑えられているなと体験的に感じています。

いといろ調べたのですが、アルミの金属イオンが、水分と反応して出てくるので殺菌作用が期待できると書いてありましたね。排水溝にアルミ箔の玉を入れておくとヌメヌメしなくなるのは、金属イオンの殺菌作用によるものなのだとか。匂い取りに関しては、アルミホイルの玉を靴に入れておくと匂いが抑えられるというアルミホイルハックがあります。防臭効果があるのでチーズへの匂い移りを防いでくれそうです。

なかなか使えるアルミホイル。常備している家庭がほとんどだと思うので、チーズの保存にも活用してくださいね。

白かびチーズ、熟成が進みすぎて苦くなってきた!という方は、白かびの外皮をとって中身だけ食べるといいですよ。外皮を取ってしまうなんてもったいない感じもしますが、真っ先に味が落ちて美味しくなくなるのが、外皮なのでそこだけ取れば、まだ食べられるかもしれません。白かびチーズのとろとろに熟成した中身だけを食べるなんて、贅沢ですねー!貴族みたいです!

白かびチーズも冷凍可能です。ラップに包んでジップロックに入れて冷凍しましょう。解凍しても生食は、美味しく食べられないのでお勧めしません。こちらも料理に使いましょう。スープに入れるて食べるととても美味しいのでオススメです☆

ちょっと気にしてあげると長持ちしますよ【ハードチーズの保存方法】

ハードチーズ保存
ハードチーズ保存

ハードチーズは、長期熟成タイプのチーズです。長期間熟成しているうちに水分が抜けて、うまみが凝縮しています。長期熟成できるということは、長期保存されてきたわけだし、これからもできるといことですよね。しかし、プロが保存するのではないですし、環境も冷蔵庫という温度変化が激しい場所(冷蔵庫は、ドアの開閉が頻繁で、温度が一定に保てないのです)での保存になるので、やはり早めに食べた方がいいです。と前置きしておきます。

私は、ハードチーズは長期保存ができるものだと思っていて、冷蔵庫のほったらかしにしてカチカチに乾燥させてしまったり、カビだらけにしてしまったり、冷蔵庫の匂いをたっぷり吸った変な匂いのチーズにしてしまったりと失敗を重ねてきました(涙)orz…

まず、ハードチーズは大きなカットのチーズが多いので、お店ではカットしてラップやプラスチック容器に入れて売られています。なので、ラップに包んで冷蔵庫に入れておけばいいのかなと、思うのですが、ところがラップだけで放置するとおいしく保存できません。

ラップは空気を遮断してしまいます。チーズが空気に触れていないということは、熟成が止まることを意味します。熟成を止めてもいいんですよ。すぐに食べてしまうなら。しかし、1週間以上保存するなら、ラップだと味の劣化を招きます。

クッキングペーパーで包むといい感じに空気が通って熟成が進みます。

ここで注意したいのが、チーズにベタベタと触らないことです。手についた雑菌がチーズにうつってしまい、そこからカビが生えてきます。キッチンペーパーやラップをはさんで直接チーズに触らないようにした方がいいですよ。

もし、カビが生えてしまってもカビのところを削って食べられます(※注)。その場合は、しっかり削りましょう。また、カビが生えたチーズを包んでいた包装紙は、カビの菌がついているので、交換しましょう。

いずれにせよ、カビが生えているということは、保存の状態があまりよくなく、冷蔵庫内での気温の変化でチーズが汗をかいているのだと思われます。気温の高いところから、冷蔵庫に食品を入れるとラップの内側に水滴がつきますよね。それです。結露してチーズが汗をかいているのです。

なるべく気温の変化が少ない、野菜室の奥がいいですよ。

チーズが、汗をかいたり油がじっとりと浮いてきたらキッチンペーパーでふき取ってください。

逆に乾燥が進んでチーズがカチカチになったりしますが、その場合はふんわりとラップをしてください。カチカチになってしまったところは、削ってスープに入れれば食べられます。

こうやってみるとハードチーズのケアは、なかなか大変ですね。長くもつチーズたからこそ、丁寧にケアすれば長く美味しく食べられるということでもあります。しかし、プロが手入れするわけではないので、うまくいかないこともあります。もったいない!とならないうちに食べた方がいいです。

どうしても食べきれない!時は、冷凍保存という手があります。解凍したらグラタンやピザ、スープに入れるなど料理に使うことをお勧めします。

冷凍の方法は、こちらの記事で書いています。

ジップロックに入れたシュレッドチーズ
ジップロックに入れたシュレッドチーズ

※カビの生えたハードチーズは、削って食べれられる、と書きましたが、胃腸の弱い人、体調が悪い時など抵抗力が落ちているときは、やめた方がいいです。また、チーズに苦みが出ているときは、お腹を壊すことはないと思いますが、美味しくもないので食べない方がいいです。

え?!ハードチーズと違うの?【セミハードチーズの保存方法】

リンドレスゴーダ
リンドレスゴーダ

セミハードチーズは、ハードチーズより水分が多くもっちりとした質感です。ゴーダチーズ、ラクレット、サムソーなど柔らかめのチーズです。

また、リンドレスチーズといってチーズを作るときフィルムで包んで熟成させるタイプのものがありますが、リンドレズチーズは、セミハードチーズです。リンドレスチーズは、リンドレスゴーダ、 リンドレス チェダー、 リンドレス パルメザン、エグモントなどがあります。

リンドレスチーズは、柔らかくて食べやすく味もマイルド。お子さんのおやつにピッタリです。価格もおさえ目で、コスパ良し。

しかし、水分が多いのでカビやすく、冷蔵庫の中で熟成する、、、、ことはないようです。放っておくと苦みが出てきて食べられなくなってしまいます。

ラップでぴっちり包んで保存しましょう。使うたびにラップを新しいものと交換するとカビの発生を抑えることができます。

しかし、味の劣化は止められないので早めに食べてくださいね。

マイルドでクセのない味なので、どんどん食べて、どんどん料理に使って消費しましょう。

また、冷凍保存が可能なので、ハードチーズと同様、削ったり切ったりしてジップロックに入れて冷凍しておけば料理に使えます。

保存方法は、、、、?【 フレッシュチーズ の保存方法】

すみません。保存方法と書きましたが、フレッシュチーズの場合は、保存方法は早く食べきることです。これといってない、です。

水分が多く、開封した瞬間から劣化しはじめます。冷凍保存もできません。

フレッシュチーズは、保存方法がないですが、いろいろなレシピを知っていれば、飽きずに早く消費できます。

フレッシュチーズのレシピは、今後も随時書いていきますので、お楽しみに!

熟成させたい!【ウォッシュチーズの保存方法】

ウォッシュチーズ
ウォッシュチーズ

ウォッシュチーズの保存方法は、おおむね白かびチーズと同じです。切り口にアルミをあてて包まれていた包装紙で包む。あるいはラップでふんわり包みます。

しかし、ウォッシュチーズのだいご味は、とろとろに熟成させたものをいただくこと、です。しっかり熟成したウォッシュチーズは、匂いが強烈で初めての方は驚くかもしれませんが、それは外皮だけです。

外皮を取って中身をすくうと匂いは少なくなります。コクと旨味が濃縮された身の部分のおいしさったら他では出会えない味わいです。ウォッシュチーズは、12世紀頃から修道院で作られているとのことですが、その頃は旨味の多い食品(今のように加工されてうま味調味料を添加された食品はなかったので)は、少なかったと思うので、ウォッシュチーズのおいしさには驚いたのではないでしょうか。

話がそれましたが、お店で熟成されたものを買った場合は、必要ないですが、チーズを指で押してみてちょっと硬いなと感じたら、もう少し熟成させるのも楽しいと思います。若いウォッシュチーズは、実力を発揮しきれていないですし、物足りない感じがするので。

ウォッシュチーズは、乾燥厳禁です。湿気を逃さないようにしなくてはなりません。ラップでしっかり包んでしまうとチーズが呼吸できずに熟成がうまく進まないので、ふんわり空気を含んで包むか、ジップロックやタッパで保存します。チーズの表面を見てちょっとじっとりしているくらいが正解です。

ウォッシュチーズ カット
ウォッシュチーズ カット

写真は、だいぶ熟成が進んだチーズです。中身がとろとろになり外皮の切れ目から流れ出てきそう。上部の外皮をカットします。

中身をスプーンですくって食べます。赤ワインにとっても合いますよ!

逆に乾燥気味に熟成してしまうと外皮がかぴかぴになって、中身は引き締まって硬くなります。これは、失敗ですね。美味しくなりません。先日、エポワスをかぴかぴにしてしまいましたorz。。。

ヤギのチーズは、タイプ別で保存【シェーブルチーズの保存方法】

クロタン カット
クロタン カット

ヤギのチーズ=シェーブルチーズは、牛乳のチーズと保存方法は同じです。

熟成してあるシェーブルならハードタイプの牛乳のチーズと同じように保存します。フレッシュタイプなら保存は無理と考えた方がいいでしょう。

クロタンのように熟成型のシェーブルチーズは冷蔵庫で保存して熟成を進めることができますが、プロが管理するわけではないので失敗するかもしれません。失敗したくない!もったいない!と思う方は、お早めにお召し上がりください。

私は、クロタンを冷蔵庫で保存してうまくいった時と失敗した時があります。もともとやや熟成されていて硬めのクロタンは、乾燥気味に保存するとうまく熟成が進みます。中がほっくりと栗のような味わいになります。しかし、放置しすぎてカチカチにしてしまったことも💦

クロタンは、小さいチーズなのですぐに食べきってしまうのがいいです。

保存方法の紹介なのに早く食べきれとうるさい私。。。

まとめ

青かびチーズ:キッチンペーパーで包んでからアルミホイルでふんわり包む。

白かびチーズ:切り口にアルミをあてて包装紙で包む。

ハードチーズ:クッキングペーパーで包む。乾燥して硬くなるようならさらにふんわりとラップで包む。もしくは、ジップロックに入れる。

セミハードチーズ:ラップできっちり包む。ラップはこまめに取り換える。

フレッシュチーズ:早く食べきる!

ウォッシュチーズ:ふんわりラップするか、タッパに入れる。乾燥厳禁です。

シェーブルチーズ:牛乳と同じです。ハードタイプは、キッチンペーパーで包んで保存。フレッシュタイプは、早めに食べきる。

フレッシュチーズ以外は、冷凍可能です。しかし!味が落ちるので料理に使いましょう。解凍しても生食には向きません。冷凍するときは、シュレッドしておくと料理に使いやすいのでお勧めです!

以上!チーズの保存方法でした。

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