こんにちは、ひびくらです。
このサイトは、日本や世界の美味しいチーズを紹介しています。世界中にいろいろなチーズがあるんですね。個性いろいろ!
イタリアのチーズってパルミジャーノとモッツァレラが有名ですが、隠れた極旨チーズをご紹介します。
タレッジョ。
癖のあるチーズが多いウォッシュタイプのチーズです。
イタリア・タレッジョ渓谷のチーズ【タレッジョ】

タレッジョチーズは、イタリア北部、ロンバルディア州のタレッジョ渓谷の生まれです。
美しいところですね。素晴らしい環境で育った牛から取れた牛乳で作られます。
西暦1000年頃には作られていたのですから、ずいぶん古い歴史を持っているチーズです。
今では、イタリア北部のかなり広い地域で生産されています。とても人気のあるチーズですからね。
タレッジオは、イタリアのDOP(原産地呼称)チーズ

タレッジョは、わりと匂いが控えめのウォッシュチーズです。しかし、熟成が進むと匂いはどんどん強くなります。
トップ画像を見てもらってもわかるのですが、表面がオレンジ色ですね。ウォッシュチーズの特徴です。熟成中に塩水でウォッシュ(洗う)ので、表皮がベトベトしています。
誰が考えたんですかね。塩水で表面を洗うって、、、。ウォッシュタイプのチーズは、外皮は強烈な匂いですが、中身は旨味が強く、トロトロとした口当たり。本当のチーズの美味しさを知りたいなら、このタレッジョを味わってみることをオススメします。

でも、臭いんでしょ?
臭いのは、外皮だけです。切り取ってしまえば、全然臭くありません。
気になる方は。熟成の若いものを買ってくるといいですよ。匂いもあまり強くありません。
しかしですね、若いタレッジョはコクが浅いので、熟成されてちょっと臭うくらいの方が美味しいですよ。
タレッジョの食べ方
タレッジョの食べ方は、

外皮は取って食べてください。
外皮は、食べられないわけではありませんが、美味しくありません。
買ってきて食べたらちょっとコクが足りないような場合は、熟成不足かもしれません。中の身が、固くてトロッとしていないタレッジョは、若いタレッジョです。

この画像くらいだとまだ若いですね。
ラップで包んで、野菜室で寝かせましょう。1週間位待てば、熟成が進んでいます。
食べてみて味の変化を楽しみつつ、自分の好きな熟成具合を探すのもいいですね。
タレッジオを使ったレシピ
タレッジオを料理に使う場合は、ラザーニャ、ショートパスタのクリームソースに入れることをオススメします。
とても旨味が強いので、深いコクでイタリアンレストランの味を簡単に再現できます。
使い方は、いつものラザーニャのチーズトッピングにタレッジオを足すだけです。
また、クリームパスタのソースにタレッジオを入れます。うま味調味料として抜群の仕事をしてくれます、
イタリアンワインと共に
イタリアンワインと一緒に楽しみたいタレッジオ。
私の最近のお気に入りは、キャンティなのでキャンティと一緒に。果実の香りがとても良く、重すぎないけど、甘くない。
キャンティは、お手頃価格のものからいろいろありますので、お財布事情と気分に合わせて。
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